「世界」や「キャラ」に書き切れなかった事を少しだけ。

Q.フォズ編でシンシアと祠で別れた時、シンシアは何故
”星の器”の事を知っているのか。

A.主人公のフォズを助けると言う行為が間接的に
星の器として使命を果たすことになるから。
シンシアは主人公が星の器としての使命に目覚めた時に
自分の本来の存在意義を思い出します。
フォズ編の場合、主人公が直接星の器の使命を果たそうとは
思っていませんでしたが、フォズを助けに行くという行為自体が
星の器としての成すべき事に結びつくのでシンシア自身も
自らの使命に目覚め、シンシア編と同様主人公の下から消え去ります。

Q.アピストの構造や出入り口ってどうなってんの?

A.出入り口は複数箇所、
地下二階は変電施設や空調設備など。
ゲーム中、主人公が主に使う出入り口はゲームセンターからの出入り口ですが、
当然他にいくつかの出入り口が存在します。
それとフォズ編でルイーダが「街の地下には広大な空間がある」と言っていますが、
アピストはその空間にも直結しています。
ですから、地上への道は数多くあるのです。
シンシアが殺された直後暴走した主人公は、その地下空間を伝って地上に上がりました。
ちなみに、その広大な地下空間が新神歴で言えばどの辺りになるのかは
八頭八首の巨大な魔物が出る事から、感の鋭い方ならば分かると思います。

Q.アピスト編の最後で主人公が
記憶を取り戻していないにも関わらず
ターニアが秘力を使ってる様なんだけど・・・

A.主人公に掛けた”二つの魔法”のウチひとつが
効力を失ったため。

ターニアは主人公に二つの魔法を掛けていました。
一つは「都合の悪い記憶を封じる。」
そして もう一つは「自分の言葉を疑わせない」つまり”自分を妹だと思わせ続ける”です。
後者の魔法は、ゲーム序盤での「両親は海外出張に言っている」と言う物だったり、
「両親がいない事への疑問を持たせない。」などです。
これは常に主人公に掛けていなければならない術なので、
ターニアは四六時中、秘力を消費してしまいます。
しかしラストでは主人公はターニアが妹でないことを知ってしまったので、
もはや、その術を主人公に掛ける必要が無くなってしまいました。
その事によりターニアはある程度のチカラを使うことが出来るのです。

Q.最終決戦、禍籠を使った勇璃が
どうしてあっさりチコに負けてしまったのか。

A.勇夢死亡の本当の理由を知ってしまい動揺したため。

7年前のカリカドールでの勇夢とチコの出会い、
そして、この街での再開、最期の別れの時の事・・・
勇夢が抱いていたチコへの感情などの全てをこの時初めて
チコの口から聞く事になった。
その動揺から、分のある戦いにも関わらず敗北、
そして精神の乱れが術を不安定にし崩壊をもたらした。

実は勇璃は薄々、勇夢の死の原因について感付いてはいた。
同じように修行を積んできた姉弟なのだから、当然あの最期の秘術の存在も
勇夢がその気にさえなれば使うことが出来ることも知っていた。
しかし、それを認めてしまったら勇夢を失ってしまった悲しみや怒りを
ぶつける場所を失ってしまう・・・どちらにしろダーマが
あのような手段に訴えさえしなければ勇夢は死なずに済んだ。
だから勇夢が最期の秘術を使って自ら死んだ事は
口に出すことも、また心で思う事さえ避けてきた。

Q.ティミーとポピーのその後は?

A.両親を探しに旅立ったのでしょう。

きっと、どこかの庭先で石になってる父親を見つけたり、
高い山の上で石になってる母親を見つけたり、
その後色々あって、全ての目的を果たして故郷に帰ることになるのでしょう。

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